

我が国で最も古い鬼瓦は、奈良県奥山久米寺のもので、蓮華文の様式から、飛鳥時代後期のものと推測される。
鎌倉時代になると、獣面や鬼面が多くなったらしいが平面的であった。 室町時代には、二本の角を持つ鬼面が多くなり、足元または、鰭(ひれ)という部分が出来たらしい。
桃山時代から鬼面がリアルに足元は次第に発達してきた。 江戸時代になると、雲や植物や浪を図案化したものが現れ、現在見るような鬼瓦の原型ができた。 また、全国の寺院や町屋で見るようになったのは室町時代以降のことである。
弊社鬼師 原川圭介
鬼瓦100年以上は、自分で作ったものは、自分の寿命より世の人々にふれる事になる。
「そこが怖いところでもあり、たまらない魅力でもあります。出来が悪いものでも残ってしまうんですよね、まさに仕事に対して責任感をかんじるなって思うんです」70歳や80歳の先輩方がまだまだ現役で職人として活躍されている世界。しかし若からこそできる鬼瓦を彼は日々生み出している。
鬼瓦は繊細かつ力強いもの、表情の一つであっても手は抜けない。
一番難しいのは、最後に魂をこめて鬼瓦の目を入れる事です。弊社では自社設計し、製造しております。 自社で設計する事により何処にもない、数千年と残る建物の一部になる事です。
現在の鬼瓦は既製品(大量生産)のものが大変多く感じます。
今から100年前の文化財などで作られた鬼瓦は既製品の鬼があったでしょか。おそらく職人の魂がこもった手づくりです。
いま現在使われている既製品鬼瓦は250年先文化財になるとは思えません、なぜならば、古いものだけが文化財などになるのではなく、古くて良い物が国宝や文化財に認定されると思っております。
現在弊社では日本文化の継承をして行くとを使命だと考え、若手の確保、また、ものつくり大学さんなどとインターンシップ協力させて頂き、これからの日本の伝統技術背負う大学生などを研修生として受け入れております。
時間をかけて乾燥させます。この乾燥がかなり大事です。乾燥を完璧にに行わないと亀裂が入り使い物になりません。

窯積、慎重に釜の中に入れます。積が雑だと焼いている途中で崩れてしまいます。
1200度の温度で焼きます。約24時間かかります。
完成です。