某寺院の工事
現在施工中の本堂物件です。写真は6月に撮影したものです。
入母屋の本堂で向拝部分に唐破風が施してあります。今回の使用瓦は、簡略式一体本葺き瓦です。
蓑甲部分です。蓑甲部分は本平を使用して、本葺きと同じ納まりとなります。掛瓦の勾配調整や巴の選別が大変ですが、弊社の場合雛段部分には土など使わず、乾式工法で行っております。
うつぼ瓦です。これで雨をきります。
現在施工中の本堂物件です。写真は6月に撮影したものです。
入母屋の本堂で向拝部分に唐破風が施してあります。今回の使用瓦は、簡略式一体本葺き瓦です。
蓑甲部分です。蓑甲部分は本平を使用して、本葺きと同じ納まりとなります。掛瓦の勾配調整や巴の選別が大変ですが、弊社の場合雛段部分には土など使わず、乾式工法で行っております。
うつぼ瓦です。これで雨をきります。
先日、静岡市の駿府城公園内に建築中の駿府城坤櫓において、静岡県瓦工事業組合の現場見学会が行われました .
この工事は、東京都の老舗瓦店アスカ工業さん(全国瓦工事業連盟理事長 山田 勝雄)が請け、組合青年部さんも工事に携わっていた為、県組合さんが主催しました.
3日続いた雨の後の晴れの日だったため、欠席してしまった方もいらっしゃいましたが、総勢23名と多数の参加者でした.
弊社の職人も当日屋根上で作業していましたので、同業の組合会員さんが見学にこられるとのことで大変緊張しておりましたが、始まると参加者と質問などかわし和気藹々な感じでした。
今回の工事は平成の工法を取り入れ、アスカ工業さんの職長指導の元、棟の補強などは、ガイドライン工法で行っております。ガイドライン工法はお城やお寺だけでなく、一般住宅でももちろん採用できますので、お勧めですよ。
写真左 弊社の職人さんと一緒に工事してくれた、組合青年部の西村氏『瓦職人はじめ』といった名前でも静岡では有名な職人さんです。
今日は特別に出席されたそううです。急がし中ありがとうございました。
現在お世話になっている書院の屋根工事です。
弊社では白南蛮を使用しています。写真ではわかりにくいですが、職人さんの安全帯にはフックステッカーといって、遠くからでもフックを使用していることが確認できるステッカーを装着しています。
屋根の全体風景です。桟瓦葺き(縦桟工法)掛瓦には紋入りの本掛巴を使用しています。紋は破風の現寸をとりさぐり工法で紋がまっすぐになるよう施工します。
大棟です、きれいに積みました。弊社ではそりのしを使用します。
職人さん真剣です。
三つ葉葵の紋です。鬼瓦は弊社で作成いたしました。こちら
屋根工事が終わりました。寄棟のお寺ですが、隅棟を振れ隅にして大棟を長く見せてる設計になっております。
寄せ棟の留め部分には鬼を使用せず鳥ふすま(鳥休み)のみで仕上げております。奈良の秋篠寺さんもこの雰囲気だとか・・
鬼瓦は古代鬼面を採用しております。弊社の原川が製作し焼き上げました。へら書きの様子はこちら
隅棟の様子です。目透かし工法で積んでおります。瓦は奈良瓦センターの瓦を使用しております。
美しい曲線ですね。。完成が待ち遠しいです。
先日静岡市の和風建築を手がける小林建築さんのもとでお世話になった、懐石料理屋さんが完成いたしました。屋根は今回三州の丸栄陶業さんのいぶし瓦を使用させていただきました。軒先は一文字瓦、鬼はオリジナルの店紋入りの海津鬼を使用しました。
鬼に入れた紋は、結び文といって、縁を結ぶなどの意味もあり、大変縁起が良い紋です。棟積みは目透かし工法にしてスッキリ仕上げました。
巴はベタ巴です。
お店は、
静岡市駿河区馬渕2-6-6-1 電話 054-284-5050です。
店主は京都や、静岡の有名料理店で料理長をされてた方らしいいですよ。おいしそうですね。
完全予約制ですので、来店の際は予約を入れてくださいね。