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2・現在施工中

2010年7月 8日

東京のお寺

 現在着工中の東京の某寺の山門修復工事の現場に行ってまいりました。

現在は、片側の袖塀解体が終了し、山門の土間を外して杭打ち工程に入るところです。

雨の中(門の中なので濡れないですが・・・。)職人さんが重機にて土間のコンクリートをはずしていました。

東京でこの規模のお寺さんは圧巻です。お寺の中を小学生が突っ切って下校しているのはなんとも微笑ましい光景でした。地域にも密着しているのかなと思えました。

弊社も地域に根付き社会に貢献できる会社を目指していきたいと思いました。

2010年6月18日

正倉院正倉形式

清水区H寺.jpg静岡市清水区H寺 収納庫 正倉院形式の高床式の木造建築で業者さんは
基礎・石工事と大工さんと瓦屋さんの3社のみと少なく屋根はシンプルに上品に仕上げるようにとの狙いで
鬼瓦は古代鬼面で大棟は鬼瓦なし鳥休み納めとしました。
H寺 様には
2008年の本堂 寄せ棟・振れ隅納め 鬼面仕様 鴟尾仕上げで唐招提寺形式。
その他庫裏・書院・妙正堂屋根替え。
2009年の塀工事そして今年と3年間に渡り永い間お世話になり全ての伽藍に日本瓦をおのせになり
日本の文化保存・保護につながり、また職人冥利に尽きる仕事をさせていただき
本当に感謝いたしております。ありがとうございます。

本家の正倉院は奈良の東大寺にある高床式のあぜくら造りの倉庫なんですが、1997年には国宝に登録されていて、現在はユネスコの世界遺産【文化遺産】にも登録されているみたいです。

正倉院は,千有余年の間,朝廷の監督の下に東大寺によって管理されてきましたが,
明治八年,宝物の重要性にかんがみ内務省の管轄となり,次いで農商務省を経て宮内省に移り現在では宮内庁の管轄するところとなっています。

2010年4月29日

東京都 府中市 東郷寺 着工式

先日、東京都府中市にある東郷寺様で着工式を行いました。着工式はあいにく雨でしたが、東郷寺さんの山門は大きいので、今回工事する山門の下で行いました。

CIMG1634.jpg今回の工事は弊社受注物件で山門の袖塀の改修工事をさせていただきます。東郷寺さまとは、長くお付き合いさせて頂いており、30年近く前に客殿の改修工事をさせて頂いてからの長いお付き合いになると思います。

今回の工事で東郷寺さん出入りの伊藤石材工業さんも一緒に工事させて頂くのですが、なんと先々代からのお付き合いだとか・・すごいですね・・

この工事は、東郷寺に色々携ってきた、人達で構成され、まるで家族の様なあたたかい工事になると良いなと思います。

住職さんも拘りがあり、仰っておりましたが、石は国産でお願いしたいとの事。やはり安価な中国産も悪くないのでしょうが・・日本のすばらしい石や石切技術を伝承して行くには、国産を使って工事して行く事がが、日本のものづくりの文化を残して行く意味でも大切な事なのだと思います。

工事の安全を祈願して、名古屋のkn建築さん、茨城県の伊藤石材工業さん、仮設工事の川本工業さん、イートンさんと、四方と鬼門を清めさせて頂きました。

CIMG1607.jpg【東郷寺】 

府中市観光協会ホームページより

多磨霊園駅より南へ坂を下った右側に東郷寺の大きな山門がそびえたっています。どこかで見たような気がするという方もいるのではないでしょうか。

簡素でしかも力強いこの山門は、ベネチア国際映画祭など海外で絶賛された、黒澤明監督の名作「羅生門」やそれに続く「美女と盗賊」のモデルになったといわれています。

この聖将山東郷寺は、もともとは、日露戦争日本海海戦で有名な東郷平八郎元帥の別荘地でした。

東郷の死後、元帥を慕う人々によってここに寺が建てられました。

元帥の別荘の建物は今でも残っています。門前には府中市の名木100選の巨木“しだれ桜”があり、山門とともに、府中を代表する桜の景観の一つとなっています

CIMG1611.jpg CIMG1636.jpg CIMG1663.jpg

2010年2月26日

静岡市 田安門改修工事

 

DSC02520.jpg先日、静岡市葵区にある静岡市立高等学校内の田安門の改修工事が無事に完工致しました。田安門は、国の登録有形文化財にもなっており、静岡市内にただ一つ残る江戸時代の屋敷門です。

 浅間神社宮司の役宅に建てられたもで、明治初期、田安亀之助、後の徳川家達が江戸から移り住んだときに譲り受け、その後、静岡高・女子師範学校の正門として利用されていました。

  工事は、文化財 ということで、現在葺かれている瓦を使用しての、改修工事となります。

長い年月の間、屋根を守ってきたこともあり、一部で損傷があるものの、大部分で再度既存瓦を使うことが出来ました。

この既存瓦を再利用することが出来るのは、瓦が半永久の耐久性とも言われるメリットのひとつでもあります。

写真は、既存瓦を全て捲り、横桟及び縦桟を打った状態です。今改修では、土葺き工法から、地震等の災害に強く、屋根を軽くすることの出来る縦桟工法を取り入れた工法により施工いたしました。 

文化財等の改修工事を携わらせていただき、古き良き日本の文化を後世に伝える事が出来、本当にありがたく感じております。

 

 

 

 

 

2010年2月 2日

静岡市寺町のお寺工事終了

 DSCF1955[1].jpg静岡市の寺町にあるS寺の工事がK建築さんの元無災害で無事終了しました。

元々こちらのお寺さんの本堂の屋根には青緑色の瓦が葺いてありましたが、昨年8月以降、構造体の強度や地盤などを考慮し、建物の軽量化を検討しました。、そして今回新たに銅板一文字葺に葺き替える事になりました。

銅板葺はO野工業所様に協力して頂き、今後の酸性雨などにも耐える従来より厚い一文字葺で行いました。下地のルーフィングなども片面粘着のガムロンを使用し、目標100年は絶えうる屋根に仕上がったと思います。屋根の一番上には五重塔などにもある、相輪(そうりん)があり、相輪も軽量化されたそうです。

相輪(そうりん)は塔の装飾物でインドの仏塔トゥーパから変形し相輪になったのではないかと聞いたことがあります。K建築さんの的確な原寸納まりで相輪土台も感じよく低めで納めております。