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瓦職人を募集しています。

職人の世界

私たちは『職人が職人らしくあり続けたい』と考えている会社です。昔から伝えられてきた職人の言葉には『仕事は一代』という言葉があります。この言葉にはどんな意味があるのでしょうか?

1.仕事は一生あるよという事でしょうか?

2.職人の手仕事は自分の手の中に一生、残るという事でしょうか?

3.自分が経験してきた得た知識・やり方を最後まで次の若い世代の職人に伝えていくのも仕事の内という事でしょうか?

4.仕事が一代(一生)あるから急がなくても(欲をかかなくても)良いという事でしょうか?

5.職人の手仕事は奥が深く一生、かかっても掴めるものがあるか?ないか?という事でしょうか?

『仕事は一代』この言葉より頭に浮かべることは人それぞれ・十人十色だと思います。私たちはそういえる姿を『恰好が良い』と思っています。

かつて日本は『職人を尊ぶ国』として独自の伝統文化を築き上げてきました。

その先人たちの数々の遺作(建造物・伝統工芸・道具・料理・刃物・食器・家具・彫刻・陶器・楽器・織物)は全国にまだまだ沢山、現存しています。その遺作は携わった先人たち職人の膨大な手間・暇・知恵をかける手仕事により守られてきたに違いありません。名もなき職人によって受け継がれてきた日本の素晴らしい遺産と技術をこれからも守っていきたい・そして後世に残るものを作っていきたい。そんな想いを未来に繋いでいきたいと考えている会社です。

瓦の魅力

日常、屋根を繁々と観る機会は少ないと思いますが京都、奈良を訪れた時、東大寺、法隆寺、薬師寺、興福寺などの歴史的建造物を観ると心が洗われるような気持ちになるのは何故なのでしょうか。300年、500年、1000年以上前から長い年月の試練、台風や地震などの過酷な自然環境の中で生きてきた建物は自然に同化してしまい自然の中の一風景一部になってしまっているからではないかと思います。長い年月を過ごすと人が造った人工物なのに自然として感じられる様になってしまう。そういう建物を観ているとよく頑張っているなあと愛おしささえ感じられてくるのではないかと思います。実はその長持ちする建物に一役、買っているのが瓦なのです。奈良の元興寺というお寺のお堂には1000年以上前と思われる創建当時からの瓦が未だに屋根に使われています。元興寺の1000年は、それは長い期間ですが300年以上経っている瓦が屋根に今でも使われているのは珍しくありません。長持ちするのが瓦の一つの特徴です。また瓦の故郷、奈良の国宝級の社寺建造物の美しさは屋根の美しさであると言っても過言ではないと思います。特に瓦屋根の美しさは建物の外郭線、外輪線棟の線の美しさだと思います。加えて古くなった瓦は一枚ずつ色や形がちがって表情があるので味があり美しさを感じる方も多いのでないでしょうか。

瓦の現状

仏教と共に伝来したと云われる日本での瓦の歴史は1400年に渡りますが実はこの瓦が今、ピンチなのです。この60年くらい前から住宅建設には工業化の波が押し寄せ新建材による屋根材が台頭して30年から50年しか長持ちしない住宅を大量生産するようになっています。100年以上長持ちする瓦は基礎・基盤となる躯体より長持ちしてしまうので過剰品質となり敬遠されがちになって来ました。今、他の建築の業種でもそうですが職人の手仕事を必要としないように施工されて行くのが主流になって来ています。もちろん経済的な住宅の供給も大事だと思いますが最初にお話しした職人の世界、職人を尊ぶ国として独自の伝統文化を築きあげ残された全国に残る遺作と継承されるべき技術、これだけは守っていかなければならないと思います。瓦屋根も今、手仕事を必要とする伝統的な日本瓦葺、本瓦葺の仕事が激減しています。ほんの一部の社寺建築、文化財改修、古民家改修などの仕事で日本瓦葺、本瓦葺を行うだけになって来てしまいました。そんな現状ですが手仕事が出来る職人に成り手が少ない今だからこそチャンスとも言えると思います。特に字や絵の上手な人は頭の中に完成イメージパースを描けるので屋根全体を美しく葺きあげる素質が有ると思います。令和の時代の職人としてやがては国宝になるような仕事に携わっていく楽しみもあるのではないかと思います。また国宝とはならないまでも風雪に耐えながら100年、200年、300年、500年後まで長持ちする屋根をつくるのも魅力ある仕事だと思います。職人はいい仕事をやりたいという気持ちが大事です。その気持ちさえあれば仕事を通して腕は自然とついてくるものです。社寺の瓦屋根の仕事が多い弊社では仕事の中で鬼瓦製作に伴う原寸図面作成、瓦施工に伴うCAD図面作成、現場調査に伴うドローン撮影捜査、鬼造りに伴い陶芸など様々な知識を蓄積して行く事が出来ます。御寺院様に出入りするので仏教の事も知ることが出来ます。令和の時代に入り新型コロナの影響・緊迫した世界の社会情勢などありますが人間の持つ良いものを後世に残したいという本能的な欲求は消える事は無いと思います。日本伝統文化を守ろうという令和の志士の方をお待ちしています。

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