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清水区興津 文化財 清見寺山門 改修

現在弊社では、静岡市指定文化財の工事をさせて頂いております。お世話になっております清見寺ですが、本堂、御堂、2005年にい屋根の葺き替え改修工事させて頂いたお寺です。今回は文化財の山門の工事です。現在素屋根をかけ修復工事中です。

seikenji4.jpg清見寺[せいけんじ]は静岡・興津の名刹で、今川氏の人質だった幼少時、家康が教育を受けた徳川ゆかりの寺院でもあります。「清見寺」と揮毫[きごう]する朝鮮王朝からの外交使節団、朝鮮通信使が葛飾北斎の版画に描かれているなど、静岡でも歴史深い。現在、朝鮮王朝が日本に送った「朝鮮通信使」ゆかりの静岡市など15自治体などでつくる協議会は、韓国側と協力し、関連資料の記憶遺産登録を2016年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)に申請する。17年の登録を目指している。

山門は、慶安四年(一六五一年)に建築され、屋根は檜皮葺でありましたが、明治二十二年(一八八九年)に現在の瓦葺に改められたそうです。清見寺所蔵の冊子「巨龜山旧雑記」には、山門の設計は、左甚五郎の弟子で、釘を一本も使ってないのが、この山門の特徴であると記されています。
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明治時代の瓦への改修葺き替え工事で、檜皮葺き当時の大棟鬼をそのまま使用した為、今回の平成の改修工事まで屋根の上にのっていたとお思われます。その為写真でもわかりますが、刀根丸と鬼足が勾配が違うため漆喰で調整を施してあるのがよくわかります。

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こちらは留め蓋瓦です、檜皮葺きっだったとすれば明治の時代の作品でしょうか、波が立っているように作られ、建物を火災から守る祈りがこめられています。

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工程では防水紙の上に杉皮、瓦棒 縦桟の順に乾式工法になっております。南蛮は渡辺建材のカルAを選定いたしました。

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発見された鬼瓦のへら書き 慶安四年となっています。慶安四年ですから1652年です、今から362年前です。江戸幕府徳川家光の時代です。瓦の耐久性はすごいですね、今回縁あって弊社で鬼瓦も復元させていただく事になりました。

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復元前の鬼 目の玉の位置に特徴があります。現在復元中ですので後日その後はレポートしたいと思います。

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