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2013年9月 アーカイブ

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2013年9月11日

掛川駅木造駅舎保存活動

静岡県掛川市の中心部に位置する掛川駅は、南口は新幹線が停車する近代的な駅の顔を持つ一方、北口の木造駅舎は1933(昭和8)年に建築され、当時の趣をそのままに残す、情緒と歴史的風格のある駅です。
 掛川駅北口の木造駅舎については、数年前にJR東海から、耐震化のため駅舎の取り壊しと建て替えについての話があり、同市では、北口駅舎は「新幹線駅では全国唯一の木造駅舎であること」、「掛川市のランドマーク的な価値を有すること」、「駅周辺に江戸時代から平成までの木造建築群があること」などから、この木造駅舎を保存することに決定しました。
しかしながら、木造駅舎を保存するためには、通常の建て替えよりも多額の費用がかかり、その追加費用を市が負担しなくてはなくなり、 同市では広く駅舎保存の意義を呼び掛け、2012(平成24)年3月31日(土)までを期間として寄附金を募っており。目標金額に達成した為、木造駅舎の保存(解体復元工事)となりました。
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建設当時の掛川駅 木造かわら葺き

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解体前の掛川駅

寄付された方のメッセージ(思い)が掛川市のホームページに掲載中です。

弊社としても瓦屋根の歴史的建造物が失われ事無く、復元され嬉しく思います。

歴史的建造物の保全・活用とまちづくり

昨日静岡の労政会館で静岡県建築士会主催のイベント『歴史的建造物の保全・活用とまちづくり』がありましたので参加させて頂きました。

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後藤治氏工学院大学教授による基調講演などもあり大変勉強になりました。

パネルディスカッションなどもあり大変盛り上がりました。

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静岡建築士会さんは「県民と協働する歴史まちづくりの専門家育成」として、歴史的建造物を保全・活用するための新たな取り組みを始め、専門知識を持つ建築士として県建築士会が認定する「地域文化財専門家」の育成を進めながら、地域文化財専門家と建設会社や専門工事業者などで構成する「静岡県ヘリテージセンター」(SHEC)を設立しました

歴史的建造物の保全・活用や修繕・改修などの相談を住民(建物所有者)や行政から受け付けるとともに、災害など非常時に被災した建造物の危険度調査や修復・改修に関する助言・指導などを行なっていく様です。

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